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ALWAYS the way to go your way

理想的な世界

現実と幻の間を彼女は彷徨っていた。
だから言ったんだ。
生きたい世界に行け、って。

それがたとえ現実でも幻でも。



私は幻の世界で生きたかった。
現実ほど醜いものはないから。
でも、こんなところで彷徨っていた。

求めるものは何もなく、
ただふわふわと浮かんでいるだけの世界、

現実と幻の狭間。

でも声が聞こえたんだ。
生きたい世界に行けって。


だから一歩踏み出せたんだ。


「だけどね…、思い通りに行かないものなんだよ、『現実』ってのは」