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ALWAYS the way to go your way

カタコトと女将さんの話

帰省して2日目

京都の女将さんが今日はいらっしゃらなかった。
こんなことは珍しい。
板長さんがてんてこ舞い。できてる風の接客をしているお姉さんたちでも、やはり女将さんにはかなわんようす。何だかんだいって、後継者不足なのかもしれない。

いつも行き届いた接客と、お祭り騒ぎの女将さんの話言葉を聞くことができず、残念だった。

その女将さんの話言葉は、京都ことばで、大阪とも奈良とも違う言い回しをしたりする。
小4まで標準語で授業を聞いていた私が、ひゅんと大阪の学校へ移り、大阪ことばをほぼ理解できなかったことは、知る人ぞ知ることである。

今はべらべらに関西ことばを使っている私であるが、「大阪のそれというよりか、奈良とか京都みたいや」、と言われたりすることがある。あるいは、「大阪出身ていう人とは違って、落ち着いた話し方や」とも言われる。

ことばは聞いて覚えるもんや、と私は思っている。
その当時、少しは悩んでいた私は、祖父と桃太郎侍や、はぐれ刑事純情派を観てちちんぷいぷいを観ていた。大阪のことばとは何か。ちちんぷいぷいを観て、祖父母の話し方を聞いて、記憶したが、いまいちその当時の小学生の話す会話とは異なり、太刀打ちできなかったことも覚えている。

いつの時期かは忘れてしまったが、父が連れて行ってくれる京都の料亭の女将さんのことばがとても参考になったのは覚えている。はっきり伝わるように物を言う、しかしそれほど失礼にはあたらない。
物を勧めたり、空気を暖かく、(大爆笑させたり)したり、なんとも賑やかな方である。


人情のある方で、これぞ関西か、と思える女性だと、幼い頃の私は思ったようだ。未だにその記憶のまま残っている。

きっと私にとっては、関西ことばの先生のような方だろうと思う。
おかげで、奈良の大叔母(これまた、また系統が違うが、賑やかな)と普通に話せたりするまでになっていた。


現状に至るまでは、サービス業務に磨きをかけてきているが、基礎のきは、京都の女将さんの京都ことばやと思い、次回行くときは、いらっしゃることを願っている。