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ALWAYS the way to go your way

ひとり時間の大切さ。

 

自然と涙が出てくる周期がある。

 

結婚式には参加者、自分たち、時間もお金も、かかる。

披露宴は開催する予定はなく、静かに過ごし、旅の資金を貯める予定だった。

 

 

2次会という名のお披露目会をやらないか。

そうお声がけ頂き、2次会という名のお披露目を行うことになった。

お披露目。一般的に2次会は幹事の采配により、

新郎新婦はお金を払うことはないという。

 

何が起きたのか、気持ちが大きくなっていたのか、急いていたのか、

列席者の皆様からいただいた金額をありがたく頂戴しても、26万円の出費。

およそ1ヶ月の給与が「幸せ」をお披露目するために飛んでいった。

 

支出が予想していたよりも多かったが、それはそれでよかった。

世の中には26万円を出費して、人が祝福してくれるとは限らない。

30人もわれわれの幸せを祝ってくれた。

30人もだ。よかったのだ。

 

披露宴の前日に、預金口座をネット越しにみてみた。

今ある残金。

この残金で、いくなら、南国の島。

加えて、その市場でリーズナブルなもの。

 

ひと言ふた言、言葉を交わして、その旅行パックに決定した。

 

披露宴、久しぶりの笑顔に顔が引きつった。

人から注目されるのはとても久しぶり。

小さい子達は、かわいらしい。楽しきアルバイト時代を思い出した。

披露宴の自分、ではなく、アルバイトの自分、がそこにいた。

自分の披露宴の実感がない。

 

披露宴後の2次会。 

ハワイはもう少し長くいったほうがよい。

フライトの便はビジネスがいい。

ホテルは決まっているのか。

いろいろ心配していただいた。

 

言いたかった。しかし、せっかくの披露宴のハッピーな空気を壊してはならぬ。

実際疲れもあったが、極端に疲れたふりをした。

 

もしも披露宴がなかったら、30-40万の旅行になっていただろう。

土日も含めて、滞在日程は5泊7日にしただろう。

5泊7日の懸念点は、旦那が南国の環境に適応するかどうか、歩き疲れないか、だ。

3泊5日で十分だ。その場で、「それが正しい」と言い聞かせた。

 

もうすぐ1ヶ月がたつ。

騒々しい我が家に帰りたくない。

帰って、料理を作って、食べて、就寝の生活は少し嫌になってきた。

自分の時間が欠如している。

本を読んでいると、聞こえてくる雑音。

アニメを一人で鑑賞する音。

TVはついているのに、顔はスマホに向かっている情景。

 

私はおそらくその環境を拒否している。

ヘッドフォンが必要。遮蔽する何かが必要。拒否反応を示している。

目を背けるために、食べたら眠たくなる。

話す必要がないことを口にしそうだから眠いふりをする。

拒否反応を示している。

 

慣れてきたところで、一度、小休止をとりたくなる。

最近は特にひとりで過ごす時間がなく、仕事では、仕事の顔、

家庭では家庭の顔、私はどこにいったのだろうか。

 

ほろり。久しぶりにひとりで空を見ながら帰ると、

涙が流れてきた。絶え間なく。

 

誰もいない。誰もすれ違わない。

今なら泣いてもいいよね。

だれも心配して近寄ってこないでね。

 

いろんなことを思い出した。

 

仕事を辞めてった諸先輩たち、

そういえば最近、仕事のハリがなくなったなと思う。

見てくれる人がいなくなったからか。私が見る側になったからか。

もう誰もいないのだ。このまま私はくたびれていくのだろうか。

 

私は何を仕事としていて、これから何を仕事にしていくのだろうか。

このままでいいのだろうか。

私はどこへ向かうのか。何を得るのだろうか。

 

考える。

考える時間も足りなくたっていたことに気がついた。

最近は仕事場にいても部屋に帰ってきても、どこにいても、

小言ばかり聞いて、「私はどこを目指しているのだろう」

と思うこともしばしばある。「ひとの話を聞いてなんぼ」と思う

こともある。それが役立つときも大いにある。

 

深呼吸。もう十分泣き続けただろう。

20:00からだからもう2時間40分経っている。

今日はここまで。すっきりしたら、次はプランニングね。

明確な目標とスケジュールを立てよう。

 

昔から変わらぬ、これが私の日常。

ひとりの時間があるからこそ、道が拓けることもある。