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ALWAYS the way to go your way

『必要ないんでしょ、私なんて』

そんなコトバを今この場で口にしたら間違いなく、空気が乱れるだろうな。

でも、私の中では明らかに、私の存在はこの場に必要ないと思い始めている。

もしここにいなかったら?
もし日本にさえいなかったら?
もし我が家に生まれていなかったら?
もし私が存在していなかったら?

いくらでも存在否定できる、文章の上では。
いくらでも存在否定できる、頭の中では。
いくらでも存在否定できる、夢の中では。
いくらでも存在否定できる、心の殻の奥底では。

いつ『要らない子』といわれるだろう?
いつ『要らない友人』といわれるだろう?
いつ『いらない後輩』といわれるだろう?
いつ『要らない先輩』といわれるだろう?

いつでも心の中で怯えている。
私の存在の意味を見つけていない。
いままでも、いまも。

そうして独りでに今日も涙が流れる。
『私は必要なの?』この世界にとって?私なしでも世界は回るでしょ?

「どうしたの?」そうきかれても答えは決まってる。
『なんでもないよ』
―でも心の中ではSOSサインが出ている。

『ダレカタスケテ』
でも誰も気づくはずがない、気づかないようにしてるんだもの。

そんなことをしていたのがばれて、
一回怒られた。
ごく最近。
でもね、私に見つけられない答えを、ヒトが見つけられるはずないもの。
―これも否定。

そうやって、私は私を傷つける。
『自分で自分を傷つけちゃいけない』
そう言われたけど、何度でも傷つくし傷つけるし、傷つくきっかけがあるもの。
仕方ない。
―これは逃げ。

そんな否定と逃げを繰り返して3度も失敗を繰り返した。
それがわかったのも、ごく最近。
ボトル片手に、泣いていた。

だって、水は必要でしょ?涙には。