歌えーや踊れーや、よいよいよい
心の中がすっぽり、空虚な日々
心配から強制送還が目に浮かんだ。まさか。
それだけはありえない。
しかし、非常に危ない状態であるのは確かだ。
やる気がでない?
あぁ、顔もそれどころじゃなくなっているようだ。
現実逃避、逃げる場所は夢の中か、自分の中か。
ありのままの自分を現すのは何とも難しいものだ。
飛び込んで来い、という先は地獄かはたまた、天国か。
見極めなど私、若人にはとても難しい。
優しさに弱いのも困ったものよ。
落ち着かないのは幸せなどないと思っているからか。
幸せとはなにか、やりたいことはなにか。
全てを忘れてしまう。
忘却する。
私はどこへ向かおうか。
背中に何が乗っているのか。
うしろを振り向けば仕事か。
プライベートと仕事を別にするのはまず難しい。
何の話をしていたのか、忘れてしまったが、
話の内容に関して父からこんな同意を得られた。
「そういうやつは、現実を見ていないんだ」
そうだ、こんな話だ。
私は、仕事に年齢は関係ないだろうと言った。
しかし、同期は年齢と入社歴に比例して、まだ自分はその段階の仕事をできる年数いないから(できない)と言葉を濁した上に、まだ入ってそこそこでそんなレベルのことはできないという。
そういう輩はどうなんだろう、と相談していたのだった。
そして私は、もうそういうやつを相手にしないのが一番か、と思ったのだった。
昔々、父に言われたことだが、私は人との付き合いはシビアらしい。
「阿呆は相手にしないんだろう」
やっかいごとは御免だ。中学時代の自分か。
母はやんちゃ坊主となんで仲良くしないのか、とよく言ったが、「阿呆と子どもは相手にしないのだろう」と父は見たそうだ。
大人ぶった子どもだった。
そのまま、規則、教育の規則通りに育ったが為に、
社会でたまに「えぇ」と言いたくなる大人にたまに会う。
大人、といえども、私と同年代だが。
よっぽど小中学でやんちゃだった坊主と再会したほうが、うまい酒が酌み交わせると自負する。規則通り、規定通り、言われるまでそのまま、そんなの私にとっては、つまらないのだ。
そして、そういう私もろくなことをしない。
しらーっとするのだ。
白々しい。
そして、私はまるでRPGのように社会を歩いているようだ。
幸せとはなにか。
何をしたいのか。
他人と渡りあうとは、なんと難しいことか。
そう夜に思うのである。